2023年04月10日
大事な一歩！
こんにちは♪
障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール
「ユニカレさがプレ」サービス管理責任者（公認心理師）梅野です。
桜の季節もあっという間に終わり、山々は新緑の季節を迎えていますね。
みずみずしい黄緑色を見ると、生き物のパワーを感じます。
最近、視力が低下気味の私は、新緑を眺めるだけで
視力か上がっているような気になってます。
さて、４月からのユニカレさがプレは、新しい受講生が増えてとても賑やかな日々を送っています。
４月１日には、久しぶりに本校・プレ校合同で神野公園にウォーキングで出かけたのですが、お天気に恵まれ、まるで夏日！
半袖でもよかったねと言いながら歩き、到着後は職員も入れて４０名ほどでお花見やゲームを楽しみました。
この日は、初めましての受講生も多く、まずは皆さんの前で自己紹介！
事前に練習したこともあったからか、「自分の名前」と「よろしくお願いします」の挨拶をとても大きな声で話すことが出来ておられました。
さて、皆さんは人前で、挨拶したり話すことが得意ですか？
人前で話すことをお仕事にしている人でも自信を持って大丈夫と言える方は、少ないのではないでしょうか。
新しい環境の中で、みんな上手に挨拶や話が出来ているような気がしたり不安が大きくなると尚更、言葉が出てこなくなりますよね。
実際に、人前で話す前は、不安で胸がどきどきしたり、手に汗をかいてしまう、何も考えられなくなる、深呼吸しようとしても胸が詰まり息が吸えない、というときもあるでしょう。
考えれば考えるほど、不安が大きくなりさらに動けなくなる悪循環になる事があるかもしれません。
「不安を乗り越える方法」として、エクスポージャー法という行動療法があります。
不安の原因になる刺激に、段階を作り徐々に慣れていく方法です。
例えば、電車に強い不安を覚えるのであれば「駅に行く」「ホームまで行く」「一駅だけ乗る」「各駅停車に乗る」など不安が小さいものから慣れ不安を消していく方法です。
最初は不安で様々な反応が起きるかもしれませんが、しばらくすると、それが少しずつ収まり落ち着いてきます。この落ち着いてくる感覚を覚え、自信を付けて不安を乗り越えるというもの、つまり不安な状況にエクスポージャー（暴露＝さらす）することで状況を体験し乗り越えるものです。
ユニカレさがの受講生も、最初からうまく自己紹介が出来るのではなく、
まずは「名前」と「よろしくお願いします」を言えるようになる。
次は「好きな事」を言えるようになる
そして「苦手なこと」を言えるようになる
と、段階的にみんなの前で自己紹介が出来る様になったり、最終的に自分の意見を言えるようになる様、授業で練習していきます。
最初は不安でも「段階的」に練習する、出来たことを毎回「セルフモニタリング」する、次の目標を自分で決めてまた、「段階的」に練習する・・
その繰り返しの中で、気が付けば不安も小さくなり、出来るという感覚を身に付けることが出来るようになっていきます。
元々「認知療法」とエクスポージャー法などの「行動療法」が別々に発展してきたものが、近年では「認知行動療法」と合わせて呼ばれることが多くなりました。
物事の捉えからである「認知」がゆがむ事で、なんでもない事が大きなストレスとなって行動に影響を及ぼす為、カウンセリングなどで認知のゆがみを整えて行動を変えていくことでストレスを軽減し、セルフコントロール出来るようにすることが「認知行動療法」です。
生きていれば誰しも何かしら、不安なことや苦手なことを抱えるものですよね。
しかし、新しい環境で、不安が大きくなるのはチャレンジしよう、前に進もうと思っている証拠！
ユニカレさがの受講生にも、自分の認知の癖に気付き、少しのチャレンジから初めて「出来ること」を増やし自信を付けてほしいと願っています。
今回は、他の受講生の前で「名前を言える」事が出来るようになった受講生です。
少しの事と思うかもしれませんが、「出来た」という感覚を増やす為の大事な一歩です。
今週も読んでいただきありがとうございました(^^♪
障がいがある人のための就職応援事業所
障がい者ビジネススクールユニカレさがの詳細・最近の活動は↓↓↓をチェック！
ホームページ http://unicolsaga.or.jp
Facebook https://www.facebook.com/unicol.unicolpre
Instagram https://www.instagram.com/unicolsaga/
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCw1lVvD5abmerrQ4llkr5fw
よろしければ、左側から読者登録もお願いします！
障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール
「ユニカレさがプレ」サービス管理責任者（公認心理師）梅野です。
桜の季節もあっという間に終わり、山々は新緑の季節を迎えていますね。
みずみずしい黄緑色を見ると、生き物のパワーを感じます。
最近、視力が低下気味の私は、新緑を眺めるだけで
視力か上がっているような気になってます。
さて、４月からのユニカレさがプレは、新しい受講生が増えてとても賑やかな日々を送っています。
４月１日には、久しぶりに本校・プレ校合同で神野公園にウォーキングで出かけたのですが、お天気に恵まれ、まるで夏日！
半袖でもよかったねと言いながら歩き、到着後は職員も入れて４０名ほどでお花見やゲームを楽しみました。
この日は、初めましての受講生も多く、まずは皆さんの前で自己紹介！
事前に練習したこともあったからか、「自分の名前」と「よろしくお願いします」の挨拶をとても大きな声で話すことが出来ておられました。
さて、皆さんは人前で、挨拶したり話すことが得意ですか？
人前で話すことをお仕事にしている人でも自信を持って大丈夫と言える方は、少ないのではないでしょうか。
新しい環境の中で、みんな上手に挨拶や話が出来ているような気がしたり不安が大きくなると尚更、言葉が出てこなくなりますよね。
実際に、人前で話す前は、不安で胸がどきどきしたり、手に汗をかいてしまう、何も考えられなくなる、深呼吸しようとしても胸が詰まり息が吸えない、というときもあるでしょう。
考えれば考えるほど、不安が大きくなりさらに動けなくなる悪循環になる事があるかもしれません。
「不安を乗り越える方法」として、エクスポージャー法という行動療法があります。
不安の原因になる刺激に、段階を作り徐々に慣れていく方法です。
例えば、電車に強い不安を覚えるのであれば「駅に行く」「ホームまで行く」「一駅だけ乗る」「各駅停車に乗る」など不安が小さいものから慣れ不安を消していく方法です。
最初は不安で様々な反応が起きるかもしれませんが、しばらくすると、それが少しずつ収まり落ち着いてきます。この落ち着いてくる感覚を覚え、自信を付けて不安を乗り越えるというもの、つまり不安な状況にエクスポージャー（暴露＝さらす）することで状況を体験し乗り越えるものです。
ユニカレさがの受講生も、最初からうまく自己紹介が出来るのではなく、
まずは「名前」と「よろしくお願いします」を言えるようになる。
次は「好きな事」を言えるようになる
そして「苦手なこと」を言えるようになる
と、段階的にみんなの前で自己紹介が出来る様になったり、最終的に自分の意見を言えるようになる様、授業で練習していきます。
最初は不安でも「段階的」に練習する、出来たことを毎回「セルフモニタリング」する、次の目標を自分で決めてまた、「段階的」に練習する・・
その繰り返しの中で、気が付けば不安も小さくなり、出来るという感覚を身に付けることが出来るようになっていきます。
元々「認知療法」とエクスポージャー法などの「行動療法」が別々に発展してきたものが、近年では「認知行動療法」と合わせて呼ばれることが多くなりました。
物事の捉えからである「認知」がゆがむ事で、なんでもない事が大きなストレスとなって行動に影響を及ぼす為、カウンセリングなどで認知のゆがみを整えて行動を変えていくことでストレスを軽減し、セルフコントロール出来るようにすることが「認知行動療法」です。
生きていれば誰しも何かしら、不安なことや苦手なことを抱えるものですよね。
しかし、新しい環境で、不安が大きくなるのはチャレンジしよう、前に進もうと思っている証拠！
ユニカレさがの受講生にも、自分の認知の癖に気付き、少しのチャレンジから初めて「出来ること」を増やし自信を付けてほしいと願っています。
今回は、他の受講生の前で「名前を言える」事が出来るようになった受講生です。
少しの事と思うかもしれませんが、「出来た」という感覚を増やす為の大事な一歩です。
今週も読んでいただきありがとうございました(^^♪
障がいがある人のための就職応援事業所
障がい者ビジネススクールユニカレさがの詳細・最近の活動は↓↓↓をチェック！
ホームページ http://unicolsaga.or.jp
Facebook https://www.facebook.com/unicol.unicolpre
Instagram https://www.instagram.com/unicolsaga/
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCw1lVvD5abmerrQ4llkr5fw
よろしければ、左側から読者登録もお願いします！
Posted by ユニカレさが at 17:30│Comments(0)
