2023年03月06日

素直に謝る力

こんにちは♪
障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール
「ユニカレさがプレ」サービス管理責任者(公認心理師)の梅野です。

3月になり段々と暖かくなってきましたね。先日も週末ウォーキングしていると
あちらこちらに蓮華の花や菜の花が咲き、春の匂いがしていました。
気持ちがいいなーと思う反面、花粉でしょうか、くしゃみが止まらなくなってしまい
、まだまだマスクが手放せないなと思いながらも、春の散歩を楽しんでいました。
そうそう寒かった冬から春に変わる時に、春に目を出すフキノトウやタラの芽などを食すと、
人の体も春を感じてその季節に合う体と心になるそうですよ♫

さて今日は「素直に謝る力」について書きたいと思います。

ユニカレさがでは、社会に出るために必要な力を身に付けていただけるよう、
自立訓練(生活訓練)、就労移行訓練を行っています。

まずプレ校の生活訓練で目指すのは、体調や毎日の生活リズムを整え
毎日決められた時間に活動できる、自律力を身に付けることです。

そして体調や生活リズムが整ったら
本校で社会参加の本格的訓練、就職基礎コースに進級します。
就職基礎コースで身に付けていただくのは「会社が求める5つのできる力」です

会社が求める5つのできる力
① 遅刻をしない力
② 挨拶・返事ができる力
③ 終わったら終わったと報告できる力
④ できないこと、わからないことを、できない、わからないと言える力
⑤ 素直に謝る力


ここで社会人の基礎力を高め、一般就労を目指して就職実践コースへの進級を目指します。

さて、会社が求める5つの力・・・
③くらいまでは出来ているかなと思う人は多いと思いますが
④ できないこと、わからないことを、できない、わからないと言える力
⑤ 素直に謝る力
は、なかなか難しいのではないでしょうか

特に⑤の【素直に謝る力】については、難しいですよね。

ではなぜ難しいのか・・・

うっかりミスをしてしまうことや失敗は、人間なら誰しもあることです。
しかし、そんな失敗をしたときに叱られたくない、責任を負いたくないと
自分を守ろうとしてダメな謝り方をしてしまう事があります。

ダメな謝り方とは
・「すみません」の一言が出ない
・言い訳から入ろうとする
・極度におびえてみせたり、弱々しい態度になる
・「なぜ私が言われるのか」と反抗的になる
・誰かのせいにする

しかし失敗した時にその場にあった謝罪が出来ない事で、
問題を大きくしてしまう事や相手を余計に怒らせてしまう事もあるのではないでしょうか。

そんな時に、ただ怒りをぶつけられた経験ばかりが多くなると
徐々に「叱られる=怖い」と、強く脳にインプットされてしまいます。

なぜそのようになるのでしょうか。

実は【適切な謝り方を教えてもらっていない】という方が、正解なのかもしれません。
また無意識に、【謝罪=負け】という思考に囚われていることもあるのではないでしょうか。

ミスや失敗をした時に一番大事なのは、
「今の事態をどうやって改善するか」であり
事実から逃げても解決はしないのです。

注意をきちんと受け止め、失敗をきっかけに成長できる。

ミスや失敗をした時こそ、「謝る力」を育てるチャンスです。

素直に謝る力


社会で通用する「謝る力」とは、自分の問題を自ら解決する姿勢と実行に移せる行動力に繋がるものなのではないでしょうか。
感情的にならずに、原因を特定させて解決策を考える力を身に付けることが出来る、
ユニカレさがの訓練で「適切な謝り方」を学び
社会や会社が求める力を身に付け、しなやかに生きていてほしいなと思います



今週も読んでいただきありがとうございました(^^♪
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