障がいがある人の就職支援　　『やっぱりユニがいい・・・！』

こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」の生活支援員の田中です。

８月の終わり、まだまだ昼間の日差しは強いですが、朝晩は涼しくなりましたね。エアコンを使わなくても寝やすいくらいになりました。私の近所の小中学校では先週から２学期がスタートしました。久しぶりに小中学生から元気な挨拶をいただき、私も負けないように1日頑張ろうと気合いの入る日々が再開しました。

先日８月１６日（火）に、中学校から職場体験学習に来ていただきました。今回、職場体験に来ていただいたのは中学2年生のNさんです。朝は職員全員で事業所の掃除を行います。Nさんも朝早く来てくれて、積極的に掃除を手伝ってくれました。朝礼前には受講生の皆さんが、コミュニケーションの練習として我々職員と話をしにきます。Nさんはその様子を一生懸命に見てくれていました。後日Nさんからのお手紙で、「職員さん方の受講生さんとのコミュニケーションの取り方が一番勉強になりました。朝礼前に行っていた個別課題の報告の練習が、とても印象に残りました。一人一人が違う話題を持ってきて、それについて思ったこと・感じたことをハキハキと自分の言葉で伝えていたのが、とてもかっこよかったです」という感想をいただきました。朝礼では、受講生の前で自己紹介をしていただきました。緊張の面持ちでしたが笑顔で自己紹介をされ、そのあとのラジオ体操も一緒に参加してくれました。
当日の午前はパソコンの授業、午後は学科の授業でしたので、それぞれに参加していただきました。午前のパソコンの授業は、受講生と一緒に授業に参加していただき、ワードの図形でひまわりの絵を描かれました。
午後は学科の授業で、前半は基礎コースのソーシャルスキルトレーニング（SST）の授業に職員側として参加していただきました。『コミュニケーション力を高める』をテーマに、「ペーシング（時々相手の真似をすること）」と「バックトラッキング（オウム返し）」を取り上げました。授業では板書を手伝ってもらったり、受講生とのロールプレイに参加してもらったりしました。ロールプレイも初めは緊張されていましたが、感情を込めて受講生とやり取りをしてくれました。
後半は実践コースのジョブスキルトレーニング（JST）の授業に、職員側として参加していただきました。この日は履歴書に沿った面接の練習で、Nさんには面接官として参加していただき、受講生のみなさんにいくつか質問をしてもらいました。学年主任の先生が授業の様子をご覧になり「Nさんはとても堂々としていて素晴らしい」とお褒めの言葉をいただいていました。
Nさんは将来、作業療法士になることが目標だということでした。休み時間には自ら受講生と積極的にコミュニケーションをとったり、目標に向けて前向きに頑張ったりするNさんに負けないように、受講生も我々職員も頑張ろうと思った一日でした。




今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
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