2022年02月10日

楽しい作業訓練

 こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさがの生活支援員の馬場です。

  寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか、節分も終わりこれから春cherryblossomの訪れを待つばかりですね。節分の目的は厄払いです。季節の分かれ目(節分)は邪気が発生すると考えられていたそうです、昔は疫病や災害は鬼の仕業とされたので、鬼を追い払おうとしたとの事です!新型コロナも追い払いたいですね。

 ユニカレさがでも節分の豆まきをました、鬼のお面作りの代わりに、風船を使い《起き上がりこぼし》の制作を2回行いました。楽しく作るのはもちろんですが、ユニカレさがでは社会人としての基礎学力を身に付ける所なので、作業訓練の一環として2回の授業を行いました。(・見本を見てどの様に作られているのかの想像する力・手先の使い方や器用さ・風船を膨らます時の口唇の力・肺活量・指示書を読み解く力・分からない時に質問をする力)などが備わっているか、今後どこを訓練して行けば良いかなどを、作業をする中で職員はもちろん、受講生本人も何が苦手かを知るために1回目を行い。

2回目も同じ作業を行いましたが、次は自分が何処かの会社に雇われ商品を作っていると仮定して《起き上がりこぼし》を制作してもらいました。
そうなると会社側は・材料費・人件費・輸送費・場所代などの経費がかかり、出来上がった商品の売り上げの中から工賃を支払う事になるので、クオリティーの高い商品が求められます。
今回は指示書にいくつかのチェックを受けるようにし、途中経過を職員に見てもらい、よりきちんとした商品が出来るように心掛けをしました。(・ビー玉が動かないように輪ゴムが止まっているか・風船の縦、横のサイズは規格より大きく膨らんでいるか・鬼の角の大きさは直径3.5~4㎝有るか)など職員がチェックシートをして作業を行ったので、受講生は緊張して、出来ない所が有っても相談に来る事が出来ず時間ばかり費やし苦労される方が多く、職員も本番での力がどれくらい有るのか、作業面での行動や動作を観察した事で、出来る事・苦手な事・得意、不得意、困っている等の特性を把握する事が出来ました、
今後は作業面だけでなく、質問が出来るかなどの対人面、どのようにすればスムーズにこなせるかなどの思考・行動面などを生活の中に取り入れて行ければと思います。
楽しい作業訓練


今週も読んでいただきありがとうございました。
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Posted by ユニカレさが at 15:00│Comments(0)
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