2021年12月06日

自分を認め、愛することの訓練!!

こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」のサービス管理者の角田です。

  師走になり、何だかあわただしく感じられます。佐賀市内は、いろんなところに
イルミネーションが飾られクリスマスシーズを盛り上げてくれています。
コロナが落ち着いてきましたから、これから、クリスマスパーティーや、
忘年会などで1年の最後を楽しまれる方が多いと思います。

 さて、今日は「自分を認め、愛すること」について、お話したいと思います。
 中野裕弓さん(元、世界銀行の人事カウンセラー)の著書に
「世界で一番自分を愛して」があります。
その中に「愛のコーヒーカップ」理論が紹介されています。この理論は、
中野さんの実践哲学ですが、
「他人よりもまず、自分に徹底的に愛を注ぐ」というものです。
自分に愛を注ぐことによって、おのずと人生が
好転するという考え方です。
自分が愛で満たされると、注いだ愛は、自分のコーヒーカップから溢れ出し、
周囲の人をも幸せで満たしはじめ、
そして、さらに注いでいると、やがて世界中に幸せが広がっていく…」と、そんな魔法の理論です。


自分を認め、愛することの訓練!!

 
 私たち大概の人は、今までの教育の中で、
「まず、周りの人のことを考えましょう」
「周りの人を大切にしましょう」
「他人のために何ができるかを考えましょう」
と、教わってきました。

 私も、自分が少し犠牲になっても、他人のために何かをやり遂げることが大事だと思っていました。
しかし、それを続けていると、苦しく感じる事や、人のためにと思ってやっているのに、
イライラすることや、こんなにやってあげているのにと、愚痴になることがありました。
そのころ、この本に出合い、自分の置かれている状況が理解できました。
私の愛のコーヒーカップは、すかすかで愛が足りなかったのです。

 ユニカレさがの受講生にも、自分の愛がたりないと感じる方が、たくさんいらっしゃいます。
障がいがあることで、今まで上手くいかなかったことが多く、自信を失ってしまい、自分を愛するよりも、
自分の存在自体をも認められなくなってしまうのです。
・こんな自分が好きになれない。
・自分が信じられないから、不安でしかたない。
・どうせ自分なんてと、一歩が踏み出せない。

 ユニカレさがでは、まず毎日通えるように体調管理からはじめます。
毎日通うことや過ごすことに慣れて来られると、「自分を認め、愛すること」の訓練を始めます。
「今、出来ているところを認めて、自分を褒めてあげよう」
「自分に優しくしよう」
「自分に優しく、大丈夫だよと応援してあげよう」
と、伝えます。
そういう声かけをしながら、6ヶ月~1年が過ぎるころには、笑顔が増えてきます。
自分の存在が認められるようになり、自己肯定感が上がるのです。
少しずつ、コーヒーカップに自分で愛を注いでいきながら、自分を認め、自信をつけ、
自分の目標に向かって進んで行かれます。
 
             
今週も読んでいただきありがとうございました。
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Posted by ユニカレさが at 15:33│Comments(0)サポートの現場から
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