2021年09月02日

メンタルブログ第6弾!!   「心のガソリン」入れていますか?


こんにちは♪
障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール
「ユニカレさが」 精神保健福祉士の山田 美穂子です。  


最近 ユニカレの社用車に「ガソリン」を入れていて たまたまそこのガソリンスタンドはセルフではないスタンドで、店員さんの元気な声やシャキシャキと動いて窓ふきされる様子があって、とてもすがすがしい気持ちになりました。
「このガソリンスタンドは 車だけでなく、運転手の私の心にもガソリンを入れてくれたんだなあ♪」
なんてウキウキで車を発進させたときに思い付いたのが、今回のブログのタイトル「心のガソリン」です。

メンタルブログ第6弾!!   「心のガソリン」入れていますか?



みなさんは どんな時に 「ガソリン切れだなあ…疲れたなあ…やる気が出ないなあ」って思われますか?

私が「ガソリン不足」になるときは 目に見えない不安や 終わりの見えないハードな仕事を長い期間するとき、またあまり経験のない体の不調が続くときなど、「一人で戦うことに不安を感じた瞬間」に ガソリン切れを感じているような気がします。

実はこの心のガソリンは 小さいころからの育てられた周りの環境・人などから得られた安心感が原材料となっているようなんです。
いつも自分のことを見ていて守ってくれる親や家族への「愛着」や「安心できる環境」というのが その子供の「安心基地」となり、いつでも帰ってこられる愛情・安心の基地があることで、勇気を出して外の世界へ冒険に出ていけるという仕組みです。

メンタルブログ第6弾!!   「心のガソリン」入れていますか?

メンタルブログ第6弾!!   「心のガソリン」入れていますか?
























この特定の「人との絆・愛着、安心基地」がガソリンの材料となっています。

皆さんがそのガソリンを注入されると何が起こるか…!  知っていますか?
なんと物事に対するポジティブな気持ち「やる気」や「勇気」が湧き起こったり、安心感から「心の余裕」が生まれることで「やさしさ、思いやり、気遣い」ができるようになったり、何と身体的にも「免疫力」が上がって病気に打ち勝つことができたりするそうなのです!!

「心のガソリン」って、とお~っても大事!!!ですよね?

心のガソリン不足…みなさんはいったいどんな方法で解決しておられますか?
ユニカレには人間関係をうまく結べない、家族や近しい人との愛情のやり取りがうまくいっていない、コミュニケーションをとるのが怖いなんて方がたくさんいらっしゃいます。
そんな方たちに、もちろん心のガソリンは必要なのです。
数年前、卒業されたSさん・Eさんなどなど、自閉症も強めで対人関係がほぼ皆無。
家族との会話もあまり持たれていない方がいらっしゃいました。
そんな彼らと一緒に過ごした数年間は、個別課題で毎日私と朝から対話することにしていました。
対人恐怖が和らぐと 彼らはぽつりぽつり自分のことを話したり気持ちの表現をされるようになりました。
その後も月に数度はユニカレに仕事の後にやってきて他愛のない話をしに来てくれています。相変わらず、職場や社会の中に安全基地はできておられない様子ですが ユニカレ卒業生として「安心して話をする場所がある」という小さなことではありますが 彼らには「心のガソリン」が入っているみたいなのです。
これは私の経験からですが 人間関係が苦手でも やっぱり 人は人で癒されるし、人との触れ合いに充足感を感じ、人の心からの言葉や励ましや安心感が「ガソリン」になることは間違いないようです。

私も家族や職場のみんなに支えられて いつもガソリンを満タンにしてもらっているので
いつでもおすそ分けができるようで居たいなあと思います。

「みなさーん!!山田の激熱ガソリン!!注入しに来てくださいねえ~~~♪」(松岡修造さん風に読んでください・笑)

今週も読んでいただきありがとうございました。
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http://unicolsaga.or.jp
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Posted by ユニカレさが at 11:15│Comments(0)スタッフ・エッセイ
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