2021年06月30日
書き出し法♪
こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする
障がい者ビジネススクール「ユニカレさが本校」スタッフ 精神保健福祉士の山田美穂子です。
メンタルブログ第4弾!! 「書き出し法」って知ってる?
季節も穏やかに進み、今年は梅雨っぽくなくて、晴天の続く日々。
気温も高くなって 行動も起こしやすくなり、心も上向いてくる頃でしょうか?
さて こんな風に心穏やかな毎日の中でも 私たちはお仕事をしながら生きていますので
ただただ家の中で過ごすのとは違うストレスが 少しづつ心の中に降り積もっていることに気が付かずにいるかもしれませんね。
私の仕事のストレスは 「自分の納得のいく仕事ができない」ときや 「やりたいタスク」が細々とありすぎて
優先順位に混乱が生じている時、またはそれを考える力が出てこないほど「疲れた時」です。
そう、「疲れ」って人生にとって「とてもおっきな敵」だったりします。
私たちはみんなロボットではないので いつまでも考え続けたり 眠らずに作業をこなしたりはできませんね。
たくさん考えたり、たくさん働いたり、たくさん悩んだり、しゃべったり、食べ過ぎたりしても疲れます。
疲れると体には乳酸がたまり、脳にはたんぱく質がたまります。
脳にはみなさんの生命を維持し続けようとする生命維持装置が入っていて、
心が壊れそうになると 心身症や精神疾患を引き起こし、
体が疲れ切ったら眠気を起こしてぐっすり休ませて体の細胞を回復させようと眠気の指令を出します。
ところがこの脳には 「天使ちゃん」と「悪魔ちゃん」が住んでいて
片方の天使ちゃんは
「食べて寝て動いて生命維持をするように・コミュニケーションをとって社会のなかで安心して過ごせるように」働きかけるのに
もう一方の悪魔ちゃんは 人をなるだけ 「だらだら楽をするほうへ楽をするほうへといざなう」のです。
つまり「 働くことや対人関係不安や認められないことへの不安を増大させ、
お酒やたばこやずる休み、または本当に頭が痛い気分やおなかが痛い感覚を呼び起こす」なんてことをしてくれちゃうわけです。
この天使ちゃんと悪魔ちゃんのパワーバランスがとっても大事で
この両方がうまく働いていると
心も安定し、健やかに眠り・食べ・活動的にコミュニケーションを取ろうとする力や
何かにチャレンジもできて楽しく過ごせちゃうわけですね。
さあ、もう、お気づきだと思いますが、この天使ちゃん・悪魔ちゃんの偏りに気がついて「早めにブレーキを掛ける」ことが ワーク・ライフバランスを保ち穏やかに過ごしていくために必要となってくるわけですよね。
その、 ブレーキの役割をしてくれるのが本日ご紹介する日々の日記などを書き記しておく「書き出し法」なんです。
みなさんはその昔(昔?)大好きな人にお手紙を書いたことがありますか?
夜に相手のことを思って目いっぱい気持ちを綴ったその手紙を、
朝、読み直して(恥ずかしすぎる内容の文章に)赤面してしまったなんてことはありませんか?
(私は何度もあります。笑・なんで夜中の自分ってあんなにロマンチストなんだろう…。恥・汗)
それと同じ原理で 自分が毎日感じたことやその時の想いなど 日々習慣にして書いていってみると
自分の感情を客観的にみることができ、
偏ったイメージを受け取っていることや たいしたことではない原因に翻弄されていたことなどが
他人目線で読み取れることがあるんですよ。
なので私は「ぜひ書き出し法をやってみてください」 とユニカレの受講生のみなさんにも言うことがあります。
3行日記でも、スケジュール帳に一行 でも もちろんノートに毎日1ページ でもいいのですが、
自分に合った量の書き出しを続けることが、心と体を安定させる「ブレーキを踏むタイミング」を知るヒントになることを
今回はお伝えしておしまいにしたいと思います。
みなさん夏バテなどされませんよう、水分補給のタイミングもお忘れなく♪
今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
障がい者ビジネススクールユニカレさがの詳細、最近の活動はホームページ
http://unicolsaga.or.jp
を、ご覧くださいね。
良ければ、左側から読者登録もお願いします。
障がい者ビジネススクール「ユニカレさが本校」スタッフ 精神保健福祉士の山田美穂子です。
メンタルブログ第4弾!! 「書き出し法」って知ってる?
季節も穏やかに進み、今年は梅雨っぽくなくて、晴天の続く日々。
気温も高くなって 行動も起こしやすくなり、心も上向いてくる頃でしょうか?
さて こんな風に心穏やかな毎日の中でも 私たちはお仕事をしながら生きていますので
ただただ家の中で過ごすのとは違うストレスが 少しづつ心の中に降り積もっていることに気が付かずにいるかもしれませんね。
私の仕事のストレスは 「自分の納得のいく仕事ができない」ときや 「やりたいタスク」が細々とありすぎて
優先順位に混乱が生じている時、またはそれを考える力が出てこないほど「疲れた時」です。
そう、「疲れ」って人生にとって「とてもおっきな敵」だったりします。
私たちはみんなロボットではないので いつまでも考え続けたり 眠らずに作業をこなしたりはできませんね。
たくさん考えたり、たくさん働いたり、たくさん悩んだり、しゃべったり、食べ過ぎたりしても疲れます。
疲れると体には乳酸がたまり、脳にはたんぱく質がたまります。
脳にはみなさんの生命を維持し続けようとする生命維持装置が入っていて、
心が壊れそうになると 心身症や精神疾患を引き起こし、
体が疲れ切ったら眠気を起こしてぐっすり休ませて体の細胞を回復させようと眠気の指令を出します。
ところがこの脳には 「天使ちゃん」と「悪魔ちゃん」が住んでいて
片方の天使ちゃんは
「食べて寝て動いて生命維持をするように・コミュニケーションをとって社会のなかで安心して過ごせるように」働きかけるのに
もう一方の悪魔ちゃんは 人をなるだけ 「だらだら楽をするほうへ楽をするほうへといざなう」のです。
つまり「 働くことや対人関係不安や認められないことへの不安を増大させ、
お酒やたばこやずる休み、または本当に頭が痛い気分やおなかが痛い感覚を呼び起こす」なんてことをしてくれちゃうわけです。
この天使ちゃんと悪魔ちゃんのパワーバランスがとっても大事で
この両方がうまく働いていると
心も安定し、健やかに眠り・食べ・活動的にコミュニケーションを取ろうとする力や
何かにチャレンジもできて楽しく過ごせちゃうわけですね。
さあ、もう、お気づきだと思いますが、この天使ちゃん・悪魔ちゃんの偏りに気がついて「早めにブレーキを掛ける」ことが ワーク・ライフバランスを保ち穏やかに過ごしていくために必要となってくるわけですよね。
その、 ブレーキの役割をしてくれるのが本日ご紹介する日々の日記などを書き記しておく「書き出し法」なんです。
みなさんはその昔(昔?)大好きな人にお手紙を書いたことがありますか?
夜に相手のことを思って目いっぱい気持ちを綴ったその手紙を、
朝、読み直して(恥ずかしすぎる内容の文章に)赤面してしまったなんてことはありませんか?
(私は何度もあります。笑・なんで夜中の自分ってあんなにロマンチストなんだろう…。恥・汗)
それと同じ原理で 自分が毎日感じたことやその時の想いなど 日々習慣にして書いていってみると
自分の感情を客観的にみることができ、
偏ったイメージを受け取っていることや たいしたことではない原因に翻弄されていたことなどが
他人目線で読み取れることがあるんですよ。
なので私は「ぜひ書き出し法をやってみてください」 とユニカレの受講生のみなさんにも言うことがあります。
3行日記でも、スケジュール帳に一行 でも もちろんノートに毎日1ページ でもいいのですが、
自分に合った量の書き出しを続けることが、心と体を安定させる「ブレーキを踏むタイミング」を知るヒントになることを
今回はお伝えしておしまいにしたいと思います。
みなさん夏バテなどされませんよう、水分補給のタイミングもお忘れなく♪
今週も読んでいただきありがとうございました。
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Posted by ユニカレさが at 10:30│Comments(0)