2019年07月10日

働く場所

こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」の就労支援員の梅野です。

最近は帰宅途中、田植えの終わった風景にオレンジ色の夕日が映えて、ついつい車を止めていつまでも眺めてなります。

さて、ユニカレさがでは【キャリア】の授業の時間に受講生が企業様や事業所様に出かけて見学をさせていただく機会を頂いています。受講生の皆さんに、将来自分の【働く場所】として考えていただいたり、今働かれている方の様子を見て、自分自身の働く姿を想像していただいたりする貴重な機会となっているんですよ。

先日は、新社屋に移転されたばかりの【社会福祉法人ステップさが】様に見学に伺いました。真新しい建物に興味津々の受講生と職員・・・。まず初めに、2階の就労移行事業所【ステップ・ワーカーズ】にご案内いただきました。ユニカレさがは、学習型の就労移行支援事業所ですが、ステップ・ワーカーズ様は作業学習・提携されている企業での施設外実習など、実際の作業や就労をイメージし学びやすいよう様々な工夫をされていました。ユニカレさがの受講生も、整理整頓された部品や書類を興味津々でのぞき込んだりサービス管理責任者の濱田さんの話を熱心に聞きメモを取っていましたよ。

同じフロアーに障害者就業・生活支援センター【ワーカーズさが】も事務所がありましたので、ちょっと中を拝見すると、ガラーン・・・! ・・・そうでした、支援員の皆さんは、一般企業に就労されている障害のある方の定着支援のために、日々奔走されているので、事務の方以外は外出中。

そして、1階部分に戻り、就労継続支援B型事業所【まる工房】におじゃまして、作業内容を見学。利用者の方の得意なことを生かせるよう事務部門と農園部門、食品部門に分かれて作業されています。ユニカレさがの卒業生も食品部門で働かせていただいており、伺った日はジャムつくりを頑張っていました。
働く場所


卒業時にはまだまだ生活リズムが整わないこともあり、少し心配していた卒業生でしたが、一緒に作業されている方と協力して鍋が焦げないように頑張ってかき混ぜている様子を見ることが出来、職員の方からも、ほとんど欠席も遅刻もなく毎日頑張っておられますよとお褒めの言葉を頂き、周りの方に励ましていただきながら働くことで、できる事が増えていく様子にとっても嬉しくなった梅野でした。

マネージャーの小林様から、働くためには、自分と周りの人との違いを認め、批判しないことが大事とのお話を頂きました。これは福祉的就労であっても、一般就労であっても同じ‼ユニカレさがの受講生には日頃から、自分自身の【働く場所】であなたにここにいてほしいと思われる社会人になれるようお伝えしていますが、その為にも自分自身の特性を理解する事、一緒に働く周りの方の特性も受容出来る力が必要という事を学ばせていただきました。受講生の皆さんにとって、有意義な見学となりました。

企業様、事業所様で、障害者雇用にご興味のある企業様、事業所様があられましたら就労支援員の梅野までご連絡くださいませ。

今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
障がい者ビジネススクールユニカレさがの詳細、最近の活動はホームページ
http://unicolsaga.or.jp
を、ご覧くださいね。
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