2018年12月04日
オープンキャンパス 2018
こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」のサービス管理者の角田です。
寒さも厳しくなってきましたが、街路樹には、クリスマスのイルミネーションが美しく輝く季節になり、これからは、年末に向けて、楽しいことがたくさん待っていることと思います。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、「12月1日(土)に開催した オープンキャンパス」についてブログを書きます。
当日は、関係機関の方、保護者様含めて、9名の参加をいただきました。皆様、お忙しいところ、ありがとうございました。
ユニカレさがのことをより理解してもらうために、スライドを使っての授業風景の紹介、在校生の体験発表、また模擬授業体験などのプログラムで楽しんでもらいました。参加いただいた方の中で2名の方は、すぐに体験を希望されました。もっとユニカレを知りたいと思っていただけたようで、企画者としてもうれしい限りです。
さて、当日の在校生のユニカレでの体験発表というプログラムのなかで、ユニカレさがに通い始め3年目を迎える在校生が発表してくれました。
彼の発表内容を紹介します。
発表が終わった瞬間、参加の皆さんのことなど忘れ、スタッフは号泣いたしました。
「私は、実践コースで訓練中です。
ユニカレさがに来ることになったきっかけは、市役所からの紹介でした。北陵高校の自動車科を卒業しましたが就職活動が上手くいかず、ハローワークで求職者登録をし、仕事につきたいと相談していたからです。
初めて見学に来た時は、明るく感じのいいところだと思いました。駅や、バスセンターから近く、場所もわかりやすかったので、体験をしてみることにしました。プレコースの体験では、最後までいられるかという不安がありましたが、どうにか体験もできて、慣れてきました。
本校に進級してからは、話すことが多くなり、以前より安心して学ぶことも出来るようになりました。
プレコースからの進級、CS検定ではワード3級に合格、エクセル3級に合格、アビリンピック出場、バルーン大会ではリーダーが任され、プライベートでは、好きな電車をみるために筑紫車両基地に行く事ができ、またファンになったサガン鳥栖の応援にも一人で行く事ができました。
最近では、ユニカレさがでの教室でのことは自信がついてきたので、他の環境の場所でも頑張れるか、職場体験実習にもチャレンジする事ができました。これからは、ユニカレさがにきてチャレンジしてきたことやできるようになった事を活かしながら、さらに、誰とでももっと話せるようになり、就職をして、しっかりと自分で働いたお金で、
一人で行ける範囲を広げていろいろなところに行ってみたいと思います。
私は、ユニカレさがに来て、今までと違って話せる人ができていろんな学びがあったことが、本当に良かったと感じています。」
この在校生は、パニック障害と発達障害、吃音があり、ストレスがかかる場面では、過呼吸になりその場におれなくなり、自傷行為を繰り返す特性がありました。今回のスピーチもかなりのストレスだったと思いますが、自分でやると決めたら、毎日練習し、当日は堂々とスピーチをされました。ましてや、将来の夢を語るなんてことは、受講が始まったころは考えることもできないことで、スタッフ一同、この3年間の成長ぶりに感涙でした。
ユニカレさがでは、障害があることで今まで上手くいかなかったことが多く、自信をなくしてしまった方に自信を取り戻してもらいたい。今まで出来ないと諦めていたことを出来るに変え、笑顔になってもらい、働きたいという夢の実現を応援しています。
オープンキャンパスには、参加できなかったけれど、ユニカレさがに興味、関心がある方は、お電話ください。いつでも、見学、体験は出来ます。
今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
障がい者ビジネススクールユニカレさがの詳細、最近の活動はホームページ
http://unicolsaga.or.jp
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