2024年04月04日

SST 【 あたたかい言葉がけ 】

こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」の生活支援員の田中です。

いよいよ桜も開花し、過ごしやすい季節となりましたね。佐賀では、4月2日に佐賀大学の入学式が佐賀アリーナで行われ、たくさんの新入生が来ていました。新年度になり新入生や新社会人を見ると、初心を思い出し、今年度も頑張ろうという気持ちになります!

先日のSST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、『あたたかい言葉がけ』をテーマに授業を行いました。
 『あたたかい言葉』とは、その言葉を聞くと、とてもいい気持になる言葉です。『あたたかい言葉』を使うことで、自分や周りのみんながもっと笑顔になり、気持ちの良い関係を築くことができるようになります。
 今回は、1名の受講生が引っ越しのため3月で卒業されるため、卒業される方にむけてあたたかい言葉を送ろうということで、このテーマを取り上げました。
 まず、5種類の『あたたかい言葉』を紹介しました。①はげましの言葉「頑張れ」「ドンマイ」など。②感謝の言葉「ありがとう」「あなたのおかげ」など。③挨拶「おはよう」「行ってきます」など。④認める言葉「上手になったね」「そのままでいいよ」など。⑤共感の言葉「そうなんだ」「私もそう思うよ」などです。
 次に、あたたかい言葉をかけるときの3つの場面をみて、言葉をかけられた相手がどのように思うかを考えていただきました。1つ目は冷たく厳しい言葉がけで「冷たく感じた」「余計に落ち込んでしまう」、2つ目は軽くあしらうような言葉がけで「無責任に感じた」「分かってもらえてない」などの意見がありました。3つ目はポイントを意識したあたたかい言葉がけで、「寄り添ってくれている」「安心感がある」などの意見をいただきました。

SST 【 あたたかい言葉がけ 】

 最後にポイントを確認し、卒業される方にむけて、あたたかい言葉がけを実践しました。新しい環境に行くにあったって不安・緊張がある卒業生にむけて、また、新しい環境に挑戦しようとしている卒業生にむけて、あたたかい言葉を送っていただきました。また、卒業生の方からも、みんなにむけて暖かい言葉をいただきました。
 卒業生に言葉を送ったみなさんからは「実際にあたたかい言葉を伝えることで、とてもあたたかい気持ちになった」「自然と言葉にできるくらいたくさん贈れたらいいなと思った」などの感想をいただきました。卒業生の方は「正直泣きそうになった。新しいところでも頑張ろうと思えた」と感想をいただきました。私も、みなさんの言葉がけや感想で、心があたたまる授業となりました。


今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
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http://unicolsaga.or.jp
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