2023年12月08日
主体性とは？
こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」のサービス管理者（公認心理師）の角田です。
12月に入り、佐賀市内のいたるところにクリスマスのイルミネーションが飾られ、キラキラ✨と美しく、これからクリスマスに向けて、わくわくしてきます。今年は、佐賀アリーナ周辺も、とてもきれいなイルミネーションが飾られていて、クリスマスイベントがいろいろと開催されるようです。
ユニカレさがでは、本校、プレ校合同で12月9日（土）、クリスマス会を開催します。
今年は、どんなクリスマス会になるか楽しみです。
今日は、「主体性について」 書こうと思います。
主体性とは、「周囲の意見や指示に頼らず、自分自身の考えを軸として問題に取り組む性質」「自らの意志・判断によって行動しようとする態度や性質」を意味します。
そのため「主体性を求められている」状態とは、「何をすべきか自ら考え行動すること」です。
具体的には、人からの指示に頼って業務に取り組むのではなく、自身で課題を検討し業務を回していく取り組み方です。
自主性との違い
主体性の類語として挙げられやすい「自主性」には、目的と責任に違いがあります。
自主性は決まった目的に向かって行動を起こす性質ですが、主体性はそもそも目的やゴールを自ら考え決定することです。
自主性は目的が明らかとなっている分、負う責任やリスクが比較的小さく済むのですが、一方で主体性は自ら目的を設定し、目的達成に向けたリスク管理も求められるため、責任は大きくなります。
このような違いから自主性と主体性の２つの性質を比較すると、目的が明確かつ責任が小さい自主性は習得しやすく、反対に主体性は習得のハードルが高いと言えます。
主体性の基本は「自責思考」
主体性は「自責思考」を持って取り組みを進めることが基本です。
具体的には、担当する業務において自ら課題を特定して、解決への道筋を計画し活動するため、業務で問題が起きた際には自らの責任と捉えます。
主体性のある人は、問題を自らの責任と捉えられる思考によって得られた反省点や気づきを次なる行動に活かしていくのです。
主体性の対義語
主体性の対義語として「指示待ち」や「受動的」、「思考停止」などがあります。
具体的には、上司や先輩など誰かの指示がない限り行動を起こさず、自分自身で考えることを行わない状態を指します。
このような性質を持っていると業務を「やらされている」と感じやすく、意欲的な働きは望めない場合が多いのです。
主体性がある人の特徴
①率先して問題に取り組める
率先して問題に取り組めるのは、主体性がある人の大きな特徴です。
主体性がある人は指示を受ける前に自ら進んで取り組むことができます。また自分の担当以外でも範囲を広げて取り組むため、成長スピードが速いのも特徴です。
②自分ごととして物事をとらえられる
物事を自分ごととしてとらえられるのも主体性がある人の特徴の一つです。
例えば自分の担当以外の仕事に取り組んだとき、「自分が担当だったらどうするだろうか？」と考え、一歩踏み込んで取り組みます。
また、一度引き受けたことは最後まで責任を持って取り組みます。
③変化に対して前向きに対処できる
変化に対して前向きに対処できるのも、主体性がある人の特徴です。
知的好奇心が強く、慣れた手法にこだわるのではなく「新しいことをしたい」「わからないことを知りたい」と物事や変化に前向きに取り組みます。
ユニカレさがでは、今、実践コースの受講生が中心となってクリスマス会の企画運営や、出し物の練習をしています。 日頃の訓練では、「指示されたことを指示通りする」が目標です。
指示されたことが、分からない時は質問をし、分からないままに行動をしない。指示されたことを理解し、ミスなく遂行する。をまず身に着ける訓練です。
これは、「決まった目標に向かって行動を起こす」つまり「自主性」を身に着ける訓練となります。
しかし、今やっているクリスマス会の企画運営や出し物の練習は、自主性にのみでは上手いきません。
リーダーとなる存在が、「何をすべきか自ら考え行動する力」を発揮する必要があります。
その考えを、伝え、一緒に協力して成功へと責任をもって取り組まなければなりません。まさに、「主体性」が必要ととなるのです。
今、受講生はこの「主体性」のスキルを体験を通して学んでいます。難しい事や上手くいかないこともあり、職員に相談しながら頑張っています。
この経験は、受講生の大きな成長へつながると思っています。
２日後のクリスマス会が楽しみです。(^^♪
今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
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12月に入り、佐賀市内のいたるところにクリスマスのイルミネーションが飾られ、キラキラ✨と美しく、これからクリスマスに向けて、わくわくしてきます。今年は、佐賀アリーナ周辺も、とてもきれいなイルミネーションが飾られていて、クリスマスイベントがいろいろと開催されるようです。
ユニカレさがでは、本校、プレ校合同で12月9日（土）、クリスマス会を開催します。
今年は、どんなクリスマス会になるか楽しみです。
今日は、「主体性について」 書こうと思います。
主体性とは、「周囲の意見や指示に頼らず、自分自身の考えを軸として問題に取り組む性質」「自らの意志・判断によって行動しようとする態度や性質」を意味します。
そのため「主体性を求められている」状態とは、「何をすべきか自ら考え行動すること」です。
具体的には、人からの指示に頼って業務に取り組むのではなく、自身で課題を検討し業務を回していく取り組み方です。
自主性との違い
主体性の類語として挙げられやすい「自主性」には、目的と責任に違いがあります。
自主性は決まった目的に向かって行動を起こす性質ですが、主体性はそもそも目的やゴールを自ら考え決定することです。
自主性は目的が明らかとなっている分、負う責任やリスクが比較的小さく済むのですが、一方で主体性は自ら目的を設定し、目的達成に向けたリスク管理も求められるため、責任は大きくなります。
このような違いから自主性と主体性の２つの性質を比較すると、目的が明確かつ責任が小さい自主性は習得しやすく、反対に主体性は習得のハードルが高いと言えます。
主体性の基本は「自責思考」
主体性は「自責思考」を持って取り組みを進めることが基本です。
具体的には、担当する業務において自ら課題を特定して、解決への道筋を計画し活動するため、業務で問題が起きた際には自らの責任と捉えます。
主体性のある人は、問題を自らの責任と捉えられる思考によって得られた反省点や気づきを次なる行動に活かしていくのです。
主体性の対義語
主体性の対義語として「指示待ち」や「受動的」、「思考停止」などがあります。
具体的には、上司や先輩など誰かの指示がない限り行動を起こさず、自分自身で考えることを行わない状態を指します。
このような性質を持っていると業務を「やらされている」と感じやすく、意欲的な働きは望めない場合が多いのです。
主体性がある人の特徴
①率先して問題に取り組める
率先して問題に取り組めるのは、主体性がある人の大きな特徴です。
主体性がある人は指示を受ける前に自ら進んで取り組むことができます。また自分の担当以外でも範囲を広げて取り組むため、成長スピードが速いのも特徴です。
②自分ごととして物事をとらえられる
物事を自分ごととしてとらえられるのも主体性がある人の特徴の一つです。
例えば自分の担当以外の仕事に取り組んだとき、「自分が担当だったらどうするだろうか？」と考え、一歩踏み込んで取り組みます。
また、一度引き受けたことは最後まで責任を持って取り組みます。
③変化に対して前向きに対処できる
変化に対して前向きに対処できるのも、主体性がある人の特徴です。
知的好奇心が強く、慣れた手法にこだわるのではなく「新しいことをしたい」「わからないことを知りたい」と物事や変化に前向きに取り組みます。
ユニカレさがでは、今、実践コースの受講生が中心となってクリスマス会の企画運営や、出し物の練習をしています。 日頃の訓練では、「指示されたことを指示通りする」が目標です。
指示されたことが、分からない時は質問をし、分からないままに行動をしない。指示されたことを理解し、ミスなく遂行する。をまず身に着ける訓練です。
これは、「決まった目標に向かって行動を起こす」つまり「自主性」を身に着ける訓練となります。
しかし、今やっているクリスマス会の企画運営や出し物の練習は、自主性にのみでは上手いきません。
リーダーとなる存在が、「何をすべきか自ら考え行動する力」を発揮する必要があります。
その考えを、伝え、一緒に協力して成功へと責任をもって取り組まなければなりません。まさに、「主体性」が必要ととなるのです。
今、受講生はこの「主体性」のスキルを体験を通して学んでいます。難しい事や上手くいかないこともあり、職員に相談しながら頑張っています。
この経験は、受講生の大きな成長へつながると思っています。
２日後のクリスマス会が楽しみです。(^^♪
今週も読んでいただきありがとうございました。
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率先して問題に取り組める
率先して問題に取り組めるのは、主体性がある人の大きな特徴です。
主体性がある人は指示を受ける前に自ら進んで取り組むことができます。また自分の担当以外でも範囲を広げて取り組むため、成長スピードが速いのも特徴です。
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率先して問題に取り組めるのは、主体性がある人の大きな特徴です。
主体性がある人は指示を受ける前に自ら進んで取り組むことができます。また自分の担当以外でも範囲を広げて取り組むため、成長スピードが速いのも特徴です。
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Posted by ユニカレさが at 09:02│Comments(0)
│職業能力トレーニング（JST）
