2023年08月31日

SST 【 あたたかい言葉がけ 】

こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」の生活支援員の田中です。

8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続いていますね。先週末から各学校で、順次2学期がスタートしました。朝の出勤時には、元気に登校する小・中学生の姿を見ました。久しぶりの活気のある朝で、私も負けないように1日頑張ろうと気合いが入りました。

先日のSST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、『あたたかい言葉がけ』をテーマに授業を行いました。
落ち込んでいるときに、誰かが気づいて声をかけてくれると、元気が出ます。また、自分が大活躍したときに、一緒に喜んでくれると嬉しい気持ちはもっと大きくなります。そのような、相手を思いやるあたたかい言葉がけを練習しました。

SST 【 あたたかい言葉がけ 】

最初に、みなさんに、今までにどんな言葉をかけてもらって嬉しかったかを質問しました。みなさんからは、「ありがとう」「お疲れ様」や「かわいい」「雰囲気変わったね」など、嬉しかった言葉を挙げていただきました。言葉には、相手を喜ばせたり元気にしたりする働きがあることを確認しました。
次にモデリングで、2つの場面(やり取り)を見て、それぞれ言葉がけをされた人は、どのような気持ちになるかを考えていただきました。一つめの、相手の気持ちを考えずに話しかけるやり取りでは、「イライラする」「嫌な気持ちになる」「もうちょっと寄り添ってほしい」などの意見がでました。二つめの、相手の気持ちを考えて言葉をかけるやり取りでは、「安心する」「落ち着くことができる」などの意見がでました。
最後に、あたたかい言葉がけのポイントを確認し、あたたかい言葉がけのロールプレイを行いました。場面設定のひとつに、ユニカレの体験初日で不安そうにしているAさんに対し、Bさんがそれに気づき、不安を和らげるような励ましの言葉をかける練習をしました。ロールプレイでは、「初日で不安ですよね」と声をかけ、「私も初めてのときは緊張しました」と共感し、「話しやすい人から声をかけると少しずつ慣れていきましたよ」と自分の経験をふまえてとても上手に励ましていただきました。
『やさしい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする』というマザー・テレサのことばのように、誰かの心をあたたかくする、やさしい言葉を贈りたいと思いました。

今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
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http://unicolsaga.or.jp
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