2023年07月26日

SST 【 言葉以外のコミュニケーション 】

こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」の生活支援員の田中です。

先週末から小・中・高校では夏休みに入りましたね。私が出勤するときはいつも、近所の小・中学生が元気に登校していますが、今はとても静かで、少し寂しい感じがします。夏休みに入り、毎朝娘とラジオ体操をしてから出勤しています。そしてユニカレの朝礼のあとにもラジオ体操をしているので、毎日2回ラジオ体操をする日々が続きそうです。

先日のSST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、『言葉以外のコミュニケーション』をテーマに授業を行いました。
“コミュニケーション”というと、言葉と言葉のやり取りのように感じられますが、それだけではありません。表情・態度・声の調子など、言葉以外の部分にも目を向けてみることも大切です。実は言葉以外の部分で伝えていること、伝わってくることが多いのです。
まず皆さんに、『相手に何かを伝えるには、言葉以外にどんなところに気を付けると良いか』を考えていただきました。皆さん一生懸命に考えてくれて、表情・態度・声の調子の他に、リアクション・目線・声の大きさなど、たくさん意見を出していただきました。
次に、言葉以外のコミュニケーションのポイントを確認しました。話を始める前は、①相手の方を向く、②相手の顔を見る、③表情に注意する、④相手との距離に注意する、話を始めてからは、①声の大きさ、②声のスピード、③声に強弱をつける、といったポイントを確認しました。

SST 【 言葉以外のコミュニケーション 】

そして、上記のポイントをおさえて、ロールプレイを行いました。2人ずつペアを組んでいただき、週末のできごとを、言葉以外のコミュニケーションのポイントをおさえて話していただきました。1人ずつ話していただき、話が終わったら話し手の方に感想を言っていただきました。相手の方を向くこと、相手の顔を見ることなど、意識して取り組むことができた部分もありました。続いて、聞き手の方に、話し手の良かった部分を挙げて褒めていただきました。声の大きさや相手の方を向くことなど以外に、笑顔でとても楽し気に話をされていたと、褒めていただきました。最後に話し手の方に、「こうするともっといいかも」と思うところを1つ挙げていただきました。表情に注意することや、声のスピードなどを挙げていただきました。
表情や声の調子などで楽しさと伝えると、相手も楽しく感じることを再確認できた授業でした♪

今週も読んでいただきありがとうございました。
障がいがある人のための就職応援事業所
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http://unicolsaga.or.jp
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