2024年06月07日

働くために必要な「素直さ」とは?

こんにちは、障がいがある人の就職を全力サポートする障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」のサービス管理責任者(公認心理師)の角田です。

沖縄地方、奄美地方は梅雨入りし、九州北部もそろそろ梅雨入り間近となり、蒸し暑い日々が続いています。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
清流では、蛍が舞はじめ、また梅雨を待っているかのように紫陽花の花が美しく咲き始めました。久しぶりに小城の清流辺りを散策したいと思います。

働くために必要な「素直さ」について今日は、お話ししたいと思います。

働くために必要な「素直さ」とは?

「素直で色々なことを吸収できる人」「素直で努力家な人」といった、求人などで企業が求めている「素直さ」について、勘違いをしている人は多いかもしれません。
素直さを履き違えてしまっては良い仕事に繋がらないから、働くために必要な「素直さ」について考えてみます。

働くために必要な「素直さ」とは、すなわち柔軟性があることを指します。

アドバイスを取り入れられる、失敗を反省して改善していけるなど、自分にとってプラスになるかマイナスになるかなど関係なく多くのことをインプットできる人が、素直な人材だと思います。

反対に頑なな人材は、自分本位の言い訳や損得勘定によって動いており、情報をインプットする時に「主観」というワンクッションが入るため、業務や人付き合いにおける向上は見込めません。また業務において教育をする時にも、素直さがあれば教えたことをそのまま吸収してくれるので、直さ=成長率に繋がっていくと思います。

なぜ素直さが企業から求められるのか?

前述の素直さを持ち合わせた人材は、どのような状況でも柔軟に形を変えて適合することができます。素直な人材を採用することで企業側からすると、現在の従業員との人間関係による衝突や、教育上の軋轢を防ぐことができるのです。
反して素直さに欠けている人材の場合、以下のようなトラブルを呼び込む危険性があります。

•上司の悪い部分ばかりが目について言うことを聞かなくなる

•教わったことを自分流に変更して従来の業務を煩雑にする

•アドバイスや説教に対して言い訳や反論から返す

•ミスした際など取り繕ったり嘘をついたりして謝らない


働くために必要な「素直さ」とは?


素直な人材の場合は成長率が期待できるだけでなく、これらのトラブルを回避できる可能性が高いため、企業が重要視しているのです。
ただ、素直さについて間違って理解している人も実際のところ多くいます。素直さ=従順さだと勘違いする人や企業もあります。
素直な人は伸びるということについて、素直さ=従順さだと認識を違えている人も多くいます。
確かにアドバイスを聞いて改善点もすぐに取り入れると考えると、言われたことを鵜呑みにする従順な人をイメージするでしょう。ですが素直さとはあくまで柔軟性があることなので、イエスマンであれということではありません。
そこを勘違いして、自分で物事を考えずに流されるがままの自分を素直だと考えていて、職場でギャップに苦しむ人も多くいます。



障がい者雇用であっても、働くために必要な「素直さ」は同じです。

障がいの特性がそれを妨げてしまう事がよくあります。

・分からなかったことを分かるまで質問することができない。
・過去に上手くいかなかった経験やトラウマから、「とりあえずやってみる」と一歩が踏み出せない。
・失敗に恐れている。
・上司から怒られるのではないかとの不安になってしまうので、言い訳や、嘘をついてしまい謝らない。などが、起きてしまうのです。

ユニカレさがでは、就労に向けて、この働くために必要な「素直さ」を
ユニカレさが受講生の出来る5箇条
1、挨拶、返事ができる。
2、遅刻をしない、急に休まない
3、分からないことを「分かりません」と言える
4、頼まれた事が終われば「終わりました」の報告ができる。
5、失敗をしたら言い訳をせずに「謝る」ことができる
に掲げ訓練をしています。

今週も読んでいただきありがとうございました(^^♪
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